
携帯で読む本が底をついてきたので、新たに和洋様々なジャンルで30冊ほど入れてみた。今は光瀬龍の『百億の昼と千億の夜』。30年以上経って読み返してみると、好みではない作家だったことを痛感。「早く読み進めたい」という欲求がわかない文体だ。
なんで、『百億〜』を読みかえそうと思ったのかというと、久々に読んだ萩尾望都の漫画がヨカッタから。
入手先は実家。実家は昨年の震災では倒壊を免れる事はできたけれど、内部は人が入れないほどになってしまっていて無人のまま。3ヶ月ほど前に、カメラの三脚をサルベージに行った時に、階段近くまで放り出されていた漫画『百億〜』全2巻を持ち帰った。なんと昭和52〜53年発刊の初版本!貴重品だ。
実家の母屋2階の2部屋は「書庫」と化していて、本棚が6竿と押し入れ2ッ半が漫画と小説だらけ。専門書や雑誌は別棟の2階なので、母屋はとにかく漫画がいっぱい。
手塚治虫の初版などもたくさんあるはずなので、状態が良ければ高く売れる本がたくさんあるはずなのに、ぜーんぶひっくり返った状態で放置なので価値はほとんどなくなってしまっただろうけれど。