「化学物質」=「毒」と考えている人は結構多いようで、『○○がアブナイ』なんて類の本がベストセラーだったりする。だがしかしけれど・・・・、「毒」とか「危険」とかってただ単に「人間の都合」でしかない。人間に都合の悪いモノは×なんていう単純な考え方こそ「危険」じゃないか?最終的に「自分に都合の悪いモノ=悪」という考えになって、理論をスッ飛ばして「○○は危険だから、ウチの××を使用しましょう!」と商売に繋げるようになる。
マイナスイオンやコエンザイムQ10(最近とんと聞かなくなった)なんかは他を蔑むような事はなかったけど、化粧品の類はこの『脅かし商法』が非常に多いと思う。使う側が信じて買う分には害はないが、やたらと他を批判する事に情熱を燃やす輩がいるのは実害甚だしい。そういう連中に限って「理論」を履き違えて自分の都合の良いように解釈するので、冷静な判断ができなくなっている。もっとも客観的判断ができるような知識の持ち主なら、つまらんモノには引っかからないわけだが・・・。
動物だって植物だって、化学反応の上に成り立っていて、すべての存在は化学と無関係ではないはずだけど、「化学=悪者」のイメージをまき散らされたのはインターネットが普及したせいかもしれない。15年ぐらい前のインターネットはもっと学術的なモノが多かったんだけど、いまは多少のPCの操作さえできれば「誰もが情報発信者」になれてしまう。
たしかに、すべての物質は人間にとって良くも悪くもあり(同一物質でも)、不要なモノも不可欠なモノもあるだろう。だが、存在そのものを否定するわけにはいかない。人間同士においても同じ事が言えるけど、同次元に存在する限りは関わらずに生きていけないんだから・・・。だからこそ、他に迷惑をかけない(対人間にかかわらず)ように「生きて」いけるように努力したいなと。
それにしても中学・高校の理科はきちんと勉強しておいた方がイイと思う。教科書ももっと生活に即した内容にすればいいのにね!
ん〜〜〜っ!まとまんないねorz
posted by seasons_PaPa at 23:42
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