しかし、直進性も含めてハンドリングは抜群に良くなった。ハンドルを「スパッ」と切ったときの「グラリ」がなくなって、フロントからリアへスムーズにロールが繋がる。ロールスピードも早すぎずちょうどイイ。GB5のときのようにぎりぎりのラインが取れるようになったのは◎。
ちょっと攻めたときのタイヤのスキール音が、今までは「ギャィギャィギャィ」って感じだったのが、同じ場所でも「ギャィ〜〜」と連続音になったことでもタイヤの接地性が上がったのがワカる。山道が楽しくてショーがない。
あとは、早い初期入力時のピストンの動きがスムーズになればほぼ好み通りになる。この辺りはもう少し走ってダンパーにアタリが出てくれば変わるだろう。
でもやっぱ、ビルシュタインのようなわけにはいかないのね。あんまり高くちゃ売れないだろうし、このあたりが落としどころとしてはイイのかも。
無限 ZE2 |
減衰力(ノーマル比) 0.3m/s時:伸び側/縮み側 |
スプリングレート(ノーマル) N/mm |
フロント | 187%/133% | k=23.0(k=22.0) |
リア | 159%/135% | k=30.0(K=30.8) |
硬めの乗り心地が好きな人には今のままでイイけど、もうちょっと減衰力を落としてスタビライザーで調整すれば、もっと乗り心地と繰安性のバランスが良くなって一般ウケすると思う。
車高は20mm弱ぐらいのダウンなので、通常走行に支障はない。ホイールアーチとタイヤのスキマが少し小さくなったので、見た目の腰高感がなくなってバランスが良くなった。あんまり低いと格好ワルイし・・・。