
F-X提案書提出期限が切れて、結局「EF2000」「F-A-18E/F」「F-35A」で決まり。今回から「試乗(飛行審査)」が条件に入ってないという異例の事態なので、F-35を優遇しているのがよく分かる。
機種決定は今年末までにするわけだけど、間に合わないのを承知でF-35Aにするのか、性能的にEF2000にするのか、米を立ててF/A-18E/Fにするのか。
F-22導入が不可能になった今、空自はF-35Aを導入希望なんだろうけど、とうてい間に合いそうもない。生産もせいぜいノックダウンだろうし。
制空メインとして考えたらEF2000一択だろうが、トランシェIIIは間に合わない。トラIIのレーダーを国産のAESAにするとしても、BADGEやLINK16との連携構築は時間がかかりそう。欧州機を選択したら米の圧力が凄そうだし。
とにかく、F-4FJ改の寿命が切れていることを考えると、現状ではF/A-18E/FブロックII以外の選択肢は無い。F-35には複座がないので、偵察機や次期教導隊機にも問題が出るしで、機体性能に不満はあってもF/A-18しかないことになる。
とりあえず、共食い整備になっているF-4EJ改・RF-4E・RF-4EJを一元管理するために新田原の301飛行隊を百里に移し、501飛行隊分もまとめて第七航空師団でファントムのみを運用すべき。
F-X導入期数は、301飛行隊分F/A-18E/F18機・302飛行隊分F/A-18E/F18機・501飛行隊分は12機のF/A-18FにSHARP搭載(EA-18Gならベスト)、合計48機でどうだろうか?
でも、F-A18はがに股でくっつく増槽がカッコ悪いのでCFTは是非欲しいのと、ついでにEPEエンジンもお願いしたいところ。
F-XX(F-15J Pre-MSIP代替)にはF-35Aで決まりだろうし、MSIP分もF-35Aになるとすると8〜10飛行隊分で200機近い導入になるはず。
その場合、F-35にトラブルが出たら、スクランブルにF-2の3飛行隊と今次F-Xの2飛行隊だけになってしまう。これは避けたいところ。
となると、今時F-Xは4飛行隊+偵察飛行隊=5飛行隊分で84機導入に!これだけの機数ならばライセンス生産も現実的だと思うんだが。
F-2代替には、なんとか頑張って『純国産F-3』を間に合わせて欲しい。
ところで、来年から建造開始の新型護衛艦22DDHの甲板を強化して、F-35Bを載せて欲しいと思っている人はたくさんいるんだろうナァ。なにせ、蒼龍よりでかいんだから!
posted by seasons_PaPa at 22:22
|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
飛 行 機
|

|