F-Xが、ロッキードマーチンのF-35Aに正式決定した。
いろいろ問題はあるが、消去法で行けばコレしか選択肢はないと思う。というより、20年後まで考えたらコレしかないのも事実。とにかく、2016年に間に合うことを願うばかり。
F-35は複座が無いので、トレーナーがシミュレーターのみとなるのは仕方がないとして、偵察用RF-4Eの代替はどうするのかとか、のちのアグレッサーをどうするとか、のちのブルーインパルスはどうするかとかの問題が残る。
とくに偵察機に関しては、RF-15Jの計画が頓挫している(東芝も情けない限りだ)ので、急を要している。RF-4EJの退役がどんどん進んでいるので、古い上に数も少ないRF-4Eだけじゃどうしようもない。
ついでに言えば、AAMやASMの標的を運べる機体もF-4EJだけなのも問題だ。
オールマイティに使える機体として、F/A-18Fを1飛行隊(20機)導入はできないモンだろうか・・・。
こうなってくると、震災で18機がダメになった(6機は修復予定)F-2Bの損失がイタイ。三菱のミスでも1機失われているし。
当初、130機導入予定のF-2を98機まで減らしてしまった小泉政権(防衛相はゲル)を批判してもしょうがないが、「たら・れば」を考えてしまう。
先頃、百里基地所属偵察航空隊の501飛行隊が50周年を迎えた。津波やら噴火などの状況を、いち早く情報収集できる貴重な部隊なので、60周年記念にはRF-4Eのリプレースが完全に終わっていると信じたい。