IBMは中国のLENOVOになってしまったので、ワークステーションモデルのサポートをしてくれない。個人ユーザー向けのマシンだと、リストア用のCDの購入ができるが、ワークステーションモデルはCDの購入ができないので、DtoD領域を消さないで大切にしておかなくちゃならないけど、ほぼ同じマシンを2台持っていればどちらかがトラブルを起こしても何とかなる。
仕事場の自分の机においているIBM IntelliStation M Pro 6220-24Jをレジコンピューターに改造してCeleron自作ブックタイプマシンとリプレイス。シリアル(2ヶ)・パラレルといったレガシーポートが装備されているので、キャッシュドロアやレシートプリンタと即繋げられるし、BIOSレベルのセキュリティはもとより、ケース本体にも鍵がかかるので、業務用としては最適。
グラフィックボードが24Jの方がイイのでそれぞれトレード。σ(^^)はグラフィックも扱うので、3.2GHzの6J2はメモリを512MBから2GBに増やしてMy仕事用にした。これで形式上は6220-6J4と6220-20Jの出来上がり!
マニュアルもないし、DtoDのリストアもちゃんと動かなかったけど、そこは自力で復旧。IBMマシンはPanasonicと違って、DtoDで出荷状態にすると、HDDのパーティションが切れないのが欠点。パーティションソフトを買うのも癪なので、何とかしようと試行錯誤。最終的には、いったん通常のWindows2000かXPでパーティション分けインストールしたあと、DtoDを実行すればCドライブだけにリストアされたので解決。
写真は、めだたくレジコンピューターとなった改造版20J。キャッシュドロアと共に机の中にピッタリ押し込めているので、排熱用のダクトを設けた。
本体の電源排熱孔に百円ショップで買ってきたガスコンロの周りに貼るアルミコーティング紙でサイドのスキマに排熱を回すようにした。その排熱は、余っていたQ6600用の純正CPUファンを端に取り付けた蛇腹のアルミダクトで吸い出す。外付けファンのカタチになったけど、電源はマザーボードから取っていて、温度が上がると自動でファン回転数が上がるようにしてある。
この改造で、フルパワーで長時間使用してもCPU温度は65度を超える事がない。Speedfanで温度を見ると、HDDの温度が上がり気味なのが気になるので、あとでHDDの場所を変えてみよう。