Web上ではビットマップだけでOKなんだけど、印刷する場合も考えてメタファイルもついでに作成するようにしている。
最近「ロゴ入りのQRコードに変更して欲しい」との作成依頼があったので、σ(^^)の作成方法。
1,まずはQRコードをビットマップで作成。『easyQR』が簡単(作者様に感謝!)
2,CorelTraceでベクトル図形に変換。
3,CorelDrawで必要なマス目(ドット数)を確認し、各ドットとラインのノードの位置を正確に合わせる。(神経質にやらなくてイイけど、拡大縮小を考えればやっておいた方がイイ!)
4,メタファイル(WMF形式)で出力&ビットマップ(BMP形式)でも出力。
5,PhotoshopでBMPを読み込み、大きさを調整。この際、絶対にアンチエイリアスがかからないように、再サンプルには「ニアレストネイバー法」を使う。
6,できた画像にレイヤーでロゴを追加。
7,透過GIF形式で出力して終了!

文字数によって変わるけど、今回は41x41マスなのでBMPにする時は41の倍数で作ると認識しやすい。上下左右に各2ピクセル以上の余白を忘れないように!
ロゴなどを追加したい場合には、easyQRで作成する時に「オプション」→「表示」で誤り訂正レベルを30%にしておくと、QRコードの面積の30%まで図形を上書きできるようになる。実際には、3隅のマスは面積から除外した方が良いようなので、読み取り精度を考慮すると20%ぐらいの面積にとどめておいた方が良さそうだ。
で、出来た画像がコレ!左から41x41、82x82、123x123、164x164。
164はロゴを大きめにしているので、読み取りにくい感はあるが十分だろう。




CMYの丸を重ねて、それぞれが重なる部分がRGBとなり、中央の三角形はCMYが合わさってKになっている。
この三角形は、数学好きにはおなじみの『ルーローの三角形』になるようにしている。
ロータリーエンジンのローターの形でもある。