2011年07月06日

F-15Jの事故

160927_008.jpg 2日(火)に204飛行隊のF-15Jが墜落し、パイロットの生存が確認されていない。なんとか生還して欲しい。
 那覇に行く前は百里に展開していたということもあって、個人的に204飛行隊には思い入れがある。ロック岩崎氏も204飛行隊だった。戦競カラーのノーズアート「MYSTIC EAGLE」もカッコヨカッタし!
 事故原因はわからない(航空自衛隊広報)が、煙が見えたという証言もあるので機体トラブルか?
 事故機はDJではなくJだからたぶんMSIP機だと思うが、機体によっては十分疲労していることも考えられる。
 バーティゴという可能性もあるが、天候はどうだったろうか・・・。F-15にはパニックボタンがないようなのだ。だとしたら自動で姿勢を回復する術が無いが、当時の時間帯を考えればバーティゴの可能性は薄い気がする。
 F-104ほどではないとしても、日本に限らずF-15は事故が多い気がする。F-2は試作段階から無事故(納入前の機体を三菱のテストパイロットが配線ミスで1機落としている)なのがいかにスゴイかわかる。
 今はとりあえず続報を待つしかない。※写真は百里時代の204飛行隊。

fa18b2.jpg そういえば、F-XはF/A-18E/Fで決まるんだろうか。防空重視ならタイフーンの方がイイと思うけど、欧州機は許されないだろうし。ボーイングが異常に頑張っているのが印象的。
 F/A-18E/FはF-2と被るけど、老朽化したF-4EJ改2個飛行隊と失われたF-2B分を考えるとちょうどイイと思う。海軍向けは必要以上の強度があって重量もかさむけど、耐久性はF-4で実証済。
 どうせMSIPのF-15JはF-35Aになるんだろうから、ラ国どころかノックダウンも難しいだろう。なのでPre-MsipのF-15JもF/A-18に置き換えれば140機以上必要になるわけで、これだけの機数ならラ国もいけると思うし、なにより国内航空産業の維持と機体の稼働率も良くすることもできるので、一石二鳥!
 それどころか、頓挫しているRF-15Jの代わりにRF/A-18Fで行けるし、オーストラリア向けのようにEA-18Gグラウラーに改造できる機体も準備しておけば一石四鳥?これからは電子戦機が絶対に必要だ!
 「心神」も2014年に初飛行らしいし、i3ファイターの計画もある。はやく国産の「雪風」を見てみたい。
posted by seasons_PaPa at 22:22 | Comment(2) | TrackBack(0) | 飛  行  機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何とか生還して欲しいものですね。

自衛隊の方は,住民への被害を最小限に抑えるために,最後まで機体をコントロールしようとして,自分が脱出できなくなると言うことがよくあります。

F−2の無事故もすごい話です。いくら金がかかろうが,他国産の機体に依存するのではなく,国産の開発は継続すべきだと思います。

> はやく国産の「雪風」を見てみたい。
まさに同感です。
Posted by 井坂 at 2011年07月08日 18:17
ご無沙汰しております

ここ20年近くファイターパイロットの殉職はありませんでしたので、なんとか生還して欲しいと思いますが、ベイルアウトした様子はないようなので非常に心配です。

日本が本気で開発できれば少ない予算でとんでもないものを作ってくれると思っています。
ノーズに「雪風」と書かれた機体を待ちます。
Posted by seasons_PaPa at 2011年07月09日 21:13
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