2012年11月07日

マーラー1番スコア

 中高生のときに、ヒマさえあれば(授業中も)本を読んでいた。小説に混じって、読書と言えるかどうかわからないけれど「交響曲のスコア」を読むのもスキだった。A6サイズぐらいの本で大型書店で10冊程度買っていたと思う。
 ドゥダメルの『展覧会の絵』DVDでマーラー1番のスクール・オブ・リスニングを何回か見たら30年ぶりぐらいにスコアが読みたくなった。実家に行けばあるはずだけれど、昨年の震災で2階の二間は大量の本が崩れたまま廃墟状態なのでパス。ネットで探してみたら、こんなサイトを見つけたので数曲ダウンロードさせてもらった。当然著作権が残っているモノは無いが、欲しい曲はおおむね手に入りそうだ。スコアがあればMidiも作れるので、今後携帯の着信音も増えそうだ。ちなみに現在の着信音は「巨人」、メールは「マミさんのテーマ(まどかマギカ〜)」

Mahler-Symphony_No1-4.gif で、マーラー1番「巨人」。656小節のホルンのところに※)があって、下欄に解説がある。演奏ガイドによると「註:ここから(決して4小節前ではなく)終わりまで、すべての音を消してしまうほどの賛美歌風のコラールが充分な音量に達するまで、ホルンは音を強めることが望ましい。ホルン奏者達は、最大の音量が得られるように、残らず立ち上がる。場合によっては、トランペット1本とトロンボーン1本を加えてもよい。」練習番号56の上には「註:ホルンがすべてを(トランペットさえ)消してしまう程の音量で!」だそうだ。
 SBYOVでのスクール・オブ・リスニングはドゥダメル/LA-Philよりもさらにメリハリがあって、よりドゥダメルの理想に近いのだろうと思われる。SBYOVの巨人がどうしても欲しくなってしまった。
posted by seasons_PaPa at 22:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽/映画/芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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